小説はしっかりとあと描きまで見るべし
もがー!
もがががーっ!
ふぅ。お久しぶりです桜華先生です。
さて会社に着いて早々に「ど~ぞお納めください」とぎんちゃん。
「うむ。くるしゅうない」とよく分からずに(ry
本日、小学館ガガガ文庫さまより、
『女子モテな妹と受難な俺(2)』が発売されました。オメデトー!
挿絵はぎんちゃんが描いております。
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/index.html
──感想──
「眼帯美少女は日本の風情(ただしヤンデレは恐かった)」
本作で新登場となる根雪緋影ちゃん。
表紙からも分かるように黒セーラーが似合ってる美少女。
表紙からも分かるように眼帯が似合ってる美少女。
表紙からも分かるようにカッターが似合ってる美少女!
!?
ぎゃ~~~~~す!!
ヤンデレなるものに免疫の無いワタクシには結構な衝撃。
読み終えるまでに背後を振り返ること数回、
恐さにめげそうになりながらも、なんとか読破しました。
眼帯美少女と言えば、船の名を冠した包帯ぐるぐる巻きの無口少女だったり、
三国の都督がサブミッションを使う美少女になってたりなわけだが、
そんな彼女らに負けず劣らず、緋影ちゃんも強烈な個性の持ち主。
可愛く舌を出し、首を少し傾げ、自分で頭をコツンッ♪「テヘッ★」
(しかし目は笑っておらず、眼球に光は差しておらず)
彼女が物語にどう関わってくるのかは読んでのお楽しみ。
あの眼帯にそんな意味があったとは…………
もちろん前作のキャラたちも健在でした。
なんか微妙に妹力(イモパワー)がアップしたキョコたんは、さらに兄っちにベッタリ(萌え度高し)。
反比例するかの如く、受難っぷりがパワーアップした明日太くんの運命は……。
凛世のツンデレっぷりは変わらずながらも、時折しおらしさも垣間見えるように。
粘菌?今回もぐちょぐちょのねちょねちょでした。こむぎゅう~~っ。
やっぱり妹っていいなぁと、キュンキュンしつつ、
個性豊かなキャラたちが織り成す日常を、ハラハラワクワクしながら楽しませて頂きました。
巻末には『あと書き』ならぬ『あと描き』として、
ぎんちゃんが描いたラフ画も数点掲載されてるので、お買い得度も満点!
ただ、やっぱりあの自己紹介文はどうかと思うんだ。
……だから俺が書いてやるって言ったのに断りやがって。
あとで切腹ね。ぎん先生。
ぎん先生ェ……