さわさわと、産毛のような恥毛を撫でる。
ほとんど生えていないと言ってもいいくらいの薄さだった。
【すず】
「そこ、触っちゃだめ……せっかく、生えたんだからっ……んぁぁっ!」
触らないよ、と俺はすずを安心させつつ、人差し指をゆっくりと花弁に差し入れた。
くちゅ……という粘着質の音がシャワーのお湯が降り注ぐ音に滑り込むように、耳に届いた。
すずにもそれは聞こえたようで、彼女はそれこそ耳朶まで真っ赤にして恥ずかしがる。
【すず】
「だめ、恥ずかしいってばぁっ……」
彼女の弱弱しい制止の声には一切聞く耳を持たず、俺はひたすら人差し指を挿入しては、出し、挿入しては出しを繰り返す。
【すず】
「はぁっ……ふぅっ……んぁぁっ、んっ……ひゃっ……んっ…………ああっ……!」
すずの口からつぅっと涎が垂れていた。キスをして、それを啜る。
そのまますずが突き出した舌に、貪りついた。
【すず】
「んっ……ちゅっ……んっ! ……はぁっ……ちゅう……んんんっ!」
その間も指の挿入は止めなかった、キスをしながらだと、彼女が指を挿入されると同時に、全身をわななかせるのがよく分かった。