04年03月16日(火)22:30
荒川工 |
どうも! 荒川です! 先日、あさのあつこ先生のサイン会へ行って参りました! 今、「え? 浅野温子?」とかって思った人はそこで立ってろもとい勃ててろ! ……浅野温子でな!(……辛い戦いに、なるぜ?)
あさのあつこ先生ってのは『バッテリー』という代表作を持つ作家さん。 熱くて萌えるたまんねえ作風で僕の人には言えないあるところを鷲づかみにする罪な人だぜ。
その日、前日の呑み会が朝八時まで続き、ふらふらしながらなぜか昼下がりの神保町をうろついていた僕。 某書店二階の食堂にてパスタをもんぐもんぐと食べたあと、眠い目を擦り書店フロアに彷徨い出ると。
『ただいま、一階にてあさのあつこ先生のサイン会を催しております』
なんとなく気弱な声音の店内放送。ウフフ、新人さんカシラ? 初々しいわネ本当に、ああ、アタイにもあんな頃があったワ、あれはまだこのエロゲ屋という名の楼閣にてりゃと売られる少し前……。
……今なんつったオラ、店内放送!! 脳内おねえ言葉遊びを即座に終えて、僕は耳をそばだてました。 すると確かに、あさのあつこ先生と。再びヤツは告げたのです。
ウワーイ、いっそげー! と完徹ゆえ風呂にも入っちゃいねえ身体からなびく悪臭なにするものぞ(そりゃおまえはな)、僕はそこへと走りました。
……まあ予想してはいましたが。見えるはやけに長え列です。 しかも、あの、若い女性が7割に残り3割がお子さんときた。
書き忘れてましたが、あさのあつこ先生は児童文学を主に手がける人なのです。 しかも、少年同士の友情を、それは見事に活写する方で、なんていうか見事すぎるのか、腐女子のみなさんにもえれえ人気で。決して並ぶみんながそうってわけではないのですが。
ともかくその中に一時間、徹夜明けのうろんな格好で並んだメン・アット・三十路。ハハ。そんなん僕しかいねえわ、妙に照れるわ、しまいにちょっと興奮するわ(変態)。
……しかしなんとか恥辱に耐えて、先生にもらったのですサインをね。 よかった。よかった。よかったなあ。
「俺が呑みから帰ったあと、あんたそんなことしてたのか」
……い、いいじゃないか! だってファンなんだから! 俺が俺の休日をどのように使ったって!
「あなたの休日、ね。いいでしょう。なら、俺がひと月前に貸した『アイデンティティ』、もう、観たんでしょうね……?」
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
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