第12回
ゲエムの時間
ぷろ助（仮）
……という訳で「アレ」ことキャスト公開した訳であるがッ
ぺら子（仮）
かなり反響が大きかった
ぷろ助（仮）
全くであるっ
ぺら子（仮）
もうぷろ助のことなんて、誰も気にしていないくらい
ぷろ助（仮）
全くであるっ
ぷろ助（仮）
……いやちょっと待って。私、もう気にされてない？
ぺら子（仮）
今のアタシにとっては、もうぷろ助の存在は越えられない壁の遥か向こう側。
ぷろ助（仮）
それってもう、絶望的？
ぺら子（仮）
かなり
ぷろ助（仮）
propellerマスコットキャラからハリウッドスターにまで登りつめる計画が台無しに……
ぺら子（仮）
……最初っからそれは無理だと思う、多分、きっと、間違いなく、無理
ぷろ助（仮）
じゃ、せめてゲームキャラとして登場……
ぺら子（仮）
無理じゃないかな。アタシは出てるけど、実は
ぷろ助（仮）
ってええ！？ い、いつのまに……
ぺら子（仮）
例えばこのゲームの……。
ぷろ助（仮）
こ、このゲームのどこに！？
ぺら子（仮）
ほら、ここに
ぷろ助（仮）
……特に何も見えないんだけど……？
ぺら子（仮）
ああ、ウィンドウの下に隠れてるから
ぷろ助（仮）
本当……？
ぺら子（仮）
疑ってる？
ぷろ助（仮）
滅相もございません（卑屈）
ぺら子（仮）
ぷろ助がよかったら、アタシの口利きで、ゲームに出してやってもいいけど
ぷろ助（仮）
ほ、本当！？ よろしくお願いします！
ぺら子（仮）
という訳で、ぷろ助のゲームキャラへの道は次号で
ぷろ助（仮）
……ここで引くのかー！
（続く）