はあ……
なにをため息吐くことが?
……はあ
(ちらりんこ)
そして、私をなぜそんな目で?
……欲しいの
(じっと見つめて、頬染めて(『天を見つめて地の底で』風に)
え゛え゛!?
ぺら子……欲しくてたまらないの
(じ────っと見つめて、頬染めて)
いや急にそんなこと言われても僕、ちが、私はその、あの!!
欲しい……の……
(点の瞳が艶美に濡れて)
だだだだって我々はほら仕事仲間で単なる軍曹とパジャマという関係でしか……ああでもそこから始まるラブってなんだかまるでアスファルトに咲いた花みたく都会の童話な感じでいかん私ってばちょっとドキ!?
欲しい……おまえの命(タマ)がな!
(ずうむ、と迫り目をぎらつかせ)
ひいいいい!? よく見ると その花や毒 ラフレシア!?
ふう。プロの助べえをからかうのは楽しいのう
うっうっうっ……
図らずも、うっかりすると一人称が『僕』になることや、色恋沙汰にはとんと疎い上相当のラブドリーマーであることを露呈したぷろ助の明日はどっちだ。